(株)王将フードサービス

公開日:/最終更新日:
|上場企業

迫る「職人モデル」の限界点、人件費高騰と二律背反

コード

102

格付け

本社所在地

京都市山科区西野山射庭ノ上町237

業種

中華料理店

代表者

渡邊直人

決算期

令和8年3月期

従業員数

2,489名

売上高

116,838百万円

資本金

81億66百万円

利益

7,549百万円

「餃子の王将」を展開する王将フードサービスが、ビジネスモデルの再設計を迫られている。独自の店内調理とオープンキッチンを強みに業績は堅調に推移するが、構造的な人手不足と人件費の上昇が、長年培った強みを揺さぶり始めている。職人技による「手作りの価値」と「大衆外食の規模維持」という二律背反の解消が喫緊の課題だ。

同社の売上高は1000億円規模を固め、営業利益率は7〜8%台と外食業界で屈指の収益力を誇る。人件費率は30%台前半、原材料費と合わせたFL比率は60%台半ばと、手作り主体の業態としては高水準のコスト統制を敷く。最低賃金の上昇やベースアップに伴うコスト増に対しては、定番商品の段階的な価格改定で客単価を引き上げ、客数を維持することで利益を確保してきた。・・・