ニッコー㈱（1月24日 配信）

当社は明治41年に旧加賀藩主前田家や地元有力者が発起人となり洋食器等の製造を目的に日本硬質陶器として創業。加賀地方発祥の九谷焼がルーツで、創業歴113年を有する老舗企業。昭和25年に法人化、同36年に現本社の白山市に陶器工場が建設され、同41年に行田市に現在の主力事業であるユニットバス等ＦＲＰ製品の製造を開始。平成元年に株式上場を果たした。

現在の筆頭株主は前代表三谷充氏（三谷産業会長）であるが、2位株主は東証１部上場の三谷産業。両者で議決権ベース33.4％を保有。三谷産業の持分法適用会社であり、従来から結びつきは強い。
現在の事業構成は、浄化槽、システムバス等の住設環境機器事業70％、車載用基盤等の機能性セラミック商品事業17％、陶磁器事業13％の割合。

数年前まで祖業の陶器事業を中心に経営不振が続き・・・。