アーキテクツ・スタジオジャパン(株)

平成19年11月、三谷商事に勤務していた現・取締役会長の丸山雄平氏（現在でも個人筆頭株主）が全国の建築家を登録・ネットワーク化するとともに、建設会社をフランチャイズ化し、建築家と建設会社を結び付けたプラットフォームを構築し、顧客が望む住宅や商業施設の建築を支援する事業を目的として設立した。株式上場は平成25年12月（当時は東証マザーズ）。また、現在の代表取締役社長はセガ等に勤務していた庵下伸一郎氏（昭和43年生）、令和4年に就任した。　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
業績推移は平成31/3期に売上高12億5,300万円、3,100万円の経常利益を計上したが、その後はコロナ禍の影響もあって減収となり、収束後も売上高は回復せず赤字計上が続いている。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　令和6/3期までは建築家ネットワーク事業（ちなみに、平成6年1月時点で登録建築家2,972名、提携施工会社200社）の単一事業だったが、平成6年3月にマンション開発などの不動産開発プロジェクトを手掛けてきた㈱トルネードジャパン（令和6/9期売上高1.7億円）を子会社化、続いて同12月には建築業界のDX化を進めているMED㈱（令和6/6期売上高1.6億円）を子会社化、さらに7年2月にオフィス家具や日用品等の販売業者・内装工事業者の㈱チャミ・コーポレーション（令和6/7期売上高2.7億円）を子会社化して一気に事業領域を拡大した。