ユニプレス(株)

当社の前身は昭和11年11月に設立された(資)大和サッシュ製作所(後の大和工業)と昭和20年3月に設立された山川板金工業㈱(後の山川工業)が平成10年4月に両社が合併して誕生。平成2年に株式上場していた山川工業が存続会社となり現商号へ変更した。当社はプレス加工技術に強みを持ち、自動車用プレス部品の市場では最大手。車体骨格やトランスミッション部品、樹脂成形部品の製造・販売を主な事業としている。平成7年より日産自動車との取引を開始。当時より当社の全株式の約3割を保有していた(平成14年3月に株式を買戻している)など日産自動車との結びつきが強く同自動車向け部品は約7～8割に及ぶ。合併後も海外進出を続けるなか業績は堅調に推移しているようにみえたが、平成28年の米中貿易戦争の影響などで北米エリアの日産車体減産に加え、中国では台数増も利益率は低いなど徐々に経営を圧迫していった。・・・