T(株) (神奈川県、コンクリート二次製品製造) (5月14日 配信)

底打ちしたが…

創業は大正10年代半ば、業歴90年を超えるコンクリート二次製品メーカーで、昭和20年代半ばに法人化された。事業の内訳はコンクリート二次製品製造96%、土木工事4%。事業所は本社のほか、工場、営業所5ヶ所。

25年程前にピークを迎え、年商67億円、工場4ヶ所、従業員数290名と現在の3~4倍の事業規模を誇っていたが、20年前から赤字体質となり、建設不況により約15年前には売上高は30億円とピークの半分以下にまで落ち込んだ。リーマンショック、震災が追い打ちをかけ、売上規模はさらに半減した。政権交代以降、円高で悩まされていた為替相場が安定したことで少しずつ好転し、平成20年代半ば以降、受注は少しずつ改善していたが、近年、製品の瑕疵問題が発生し、28年期は売上高12億2,357万円と過去最低値を計上、回復基調に水を差された形となった。

前期平成29年期は売上高前期比9.4%増の13億3,930万円と最低値を脱した。収益面は人手不足による工期の延長等の間接的な影響は色濃く、営業段階で赤字となったが、製造原価の削減に努めたことで赤字幅を縮小、経常、最終段階で黒字を確保し、瑕疵のマイナスイメージを幾分払拭する形となっている。有利子負債総額は...

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