S(株) (茨城県、農業用機械の製造販売) (3月23日 配信)

内紛の着地点は・・信用不安続く

平成20年代後期にパワハラ、セクハラ問題で解任された創業家社長は、筆頭株主の地位を利用してか、その後も職場に関与。東京管理職ユニオンとの対立が続いており、通常の商取引に支障をきたしている。同年に管理本部長名で事情説明や支払遅延に関する通知書が発布されたが、翌年に入り同管理本部長が退職するなど混乱を極めていると聞かれ、当社に対する警戒感は収束していない。

同社は、大正初期に個人創業した農機具製造業を、昭和30年代半ばに法人改組したもので、農業用プラウのメーカー(プラウ:種まきや苗の植え付けに備えて最初に土壌を耕起する農具)。総合商社を主力仕入先として、2ヶ所の工場を有し、プラウ、プラソイラ(土壌改良用)、サブソイラ(心土破砕用)など馬力、土壌・すきの深さ等に合わせ約130種に及ぶ製品の製造を手掛け、全国10数営業所により大手農具メーカー、地域販社などを主力先として販売しており、当社製品は国内農家の末端にまで浸透し、近年の年商は40億円前後で推移。

一方、前述社長が平成10年代半ばに社長に就任して以降、...

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