(株)A (東京都、建設業) (2月13日 配信)

受注残大幅減、今期も減収見込

創業は昭和20年代半ば、法人化は30年代半ば、創業以来現屋号で運営されている同族会社で、事業所は本社と機材センターがある。事業の内訳は、建築工事44.8%、土木工事21.1%、水道工事17.8%、その他16.3%と従来より大きな変動はない。

地場である公共工事に加え、中高層ビルやマンションも手がけ、バブル期には売上規模は現在の3.5倍となる年商80億円、人員も倍となる60名を抱えていたが、以降売上は激減し、リーマンショック、震災直後には年商10億円台と減収に歯止めがかからない状況が続いていた。近年はそうした底期を脱し、年商は20億円台まで回復している。

前期平成29年期は売上高前期比13.9%減の23億989万円、純利益5,021万円で推移した。増収減収を交互に繰り返していた近年、2期連続で増収が続いていたが、前々期末の受注残が前の年に比して半減したことが痛手となっている。経費削減に努め、毎年粗利率を1ポイントずつ向上させており、3期連続営業黒字と収益性の回復は実現しつつある。欠損計上が続いたことで自己資本比率16.4%と内部留保はぜい弱だが、有利子負債総額は月商の1.3倍の2億5,116万円と依存度は低い。ただ、...

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