(株)T (東京都、海洋環境工事業 ) (9月5日 配信)

収益確保で財務再建進む

設立は昭和20年代後期。30年代後期に現在の主業である海洋環境工事をスタートしている。平成21年のスマトラ沖地震やフィリピン及びベトナムの台風による大損害、その後の不適切な会計処理の発生による40億円もの特損の発生により業態は大幅に悪化したが、以来再建に向け、取り組んでいる。

事業内容は海洋取水取付工事をメインとしたエンジニアリング事業53.1%、海洋調査等の環境事業46.9%、株主構成は役員持株会43%が筆頭で、事業所は本社を含む全国9ヶ所と従来より変更はない。

平成20年代初頭以降、2,3年は苦戦したが、近年では、業態は相対的に改善の方向に向かっている。殊に収益性の拡充に成功しており、工事よりも利益率の高い環境事業の比率が高まってきていることが奏功している。前期平成28年期は、売上高前期比2.4%増の52億8,753万円、純利益5億5,189万円と増収増益で推移した。前年同様、電力・ガス完全自由化に向けた電源開発、再生可能エネルギーの電源構成拡大などが要因となっている。有利子負債総額は34億570万円(前年39億円台)、資本欠損は9億7,409万円(前年15億円台)と返済及び債務超過解消は前進している。今期平成29年期は...

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