S(株) (埼玉県、建築工事業) (7月3日 配信)

借入過大、減収

大正10年代初頭に浦和市で創業したことが始まりで、昭和20年代初頭には競馬場建設、翌年に浦警察庁舎の工事を請け負い、業容を拡大した。現商号で法人化したのは昭和30年代後期、現代表は3代目で就任は平成初頭。事業所はさいたま市の本社のほか県内に4ヶ所、東京都に支店がある。事業内容は建築工事88%、土木その他工事11.4%、不動産業その他0.6%となっていて、公共工事が工事全体の48.4%を占めている。

四半世紀前の平成初頭期には年商216億円、従業員数246名と現在の3倍以上の営業規模を誇っていたが、その後、ゼネコンの倒産の余波を受けて受注規模は縮小し、平成11年期には売上高前期比26%減の132億円と年商150億を割り込み、事業所の閉鎖や従業員のリストラを推し進めてきた。震災直後の平成23年期には売上高87億8,394万円と年商はついに100億円を割り込み、近年は継続的なリストラに加え、遊休資産や有価証券の売却など資産のスリム化を図っている。

前期平成28年期は売上高前期比31.1%減の63億6,896万円、純利益127万円で推移した。前年は3期ぶりに増収となり、...

詳しくはお問い合わせください