S(株) (神奈川県、電気工事業) (6月12日 配信)

受注単価下落、財務不均衡

昭和30年代後期に神奈川県において設立された前身企業が始まりである。昭和40年代後期に事業拡大のため現所在地において当社が設立された。2社とも社長一族の同族会社で、事業所は本社のほか、東北から福岡まで営業所、支店5ヶ所を擁している。事業の内訳は電気工事86.6%、土木工事10.7%、塗装工事その他2.7%となっている。

設立以降、殊に昭和50年代にかけて全国各地に営業所を開設して業容を拡大、東京電力からの超高圧電線工事などで営業基盤を確立した。平成10年期に年商は31億円を計上していたが、平成12年期以降、年商20億円を割り込み、受注は著しく減少した。

元々財務基盤は脆弱であり、赤字を度々散発していたことから、平成10年代半ば頃から社内の合理化等を推し進めた。これにより2期連続で1~2億単位の赤字を計上している。以降も年商は13~14億円と低迷し、震災の復興需要により平成25年期には年商17億円まで回復したものの、以降は資材費・労務費の高騰で苦戦し、赤字計上が続いていた。...

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