㈱プレナス(5月17日 配信)
競争優位を失い戦略にブレも
コード | 102 | 格付け | C |
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本社所在地 | 福岡市博多区上牟田1-19-21 | 業種 | 弁当販売・外食業 |
代表者 | 塩井 辰男 | 決算期 | 平成 31年 2月期 |
従業員数 | 1,306名 | 売上高 | 153,914百万円 |
資本金 | 3,461百万円 | 利益 | ▲2,926百万円 |
前身は昭和35年3月に創業した㈲太陽事務機だが、昭和62年6月に持ち帰り弁当チェーン『ほっかほっか亭』を九州・山口地区で展開する㈱ほっかほっか亭九州地域本部を吸収合併し外食産業へと参入した。『ほっかほっか亭』のフランチャイズ対立で平成20年5月に独自ブランド『ほっともっと』に事業再編し、積極的なTVコマーシャルで知名度を全国区とした。外食事業では定食店『めしや丼』を展開し平成14年9月には100店舗を達成、同年12月に東証一部に上場している。男性客のイメージ強い『めしや丼』を『やよい軒』に屋号を統一し、“こはんおかわり無料”の割安感で多店舗展開を加速した。現在、『ほっともっと』は3,000店、『やよい軒』は400店を目指す展開となっている。
平成31年4月16日から一部の『やよい軒』で、“ごはんおかわり有料化”に方針転換した。炎上を引き起こす話題に飢えているネットニュースが早速取り上げ、会社側が戦略転換を“おかわりしない人からの不満”と回答し火に油を注ぐ結果となった。有料化は店舗全体の約3%であり・・・
業績推移 | 売上高 | 経常利益 | 当期純利益 |
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2014/2 | 151,067 | 8,727 | 5,018 |
2015/2 | 152,585 | 7,708 | 4,236 |
2016/2 | 145,828 | 6,719 | 3,631 |
2017/2 | 140,972 | 7,622 | 4,037 |
2018/2 | 145,709 | 5,261 | 2,351 |
2019/2 | 153,914 | 143 | ▲2,926 |
2020/2(予) | 159,250 | 2,640 | 240 |
単位;百万円