㈱やまや~ (5月28日 配信)

 相乗効果も期待できない外食事業の現実

コード 101 格付け DD
本社所在地 仙台市宮城野区榴岡3-4-1 業種 酒類の販売、外食業
代表者 山内 英靖 決算期 令和 3年 3月期(決算短信)
従業員数 2,349名 売上高 150,003百万円
資本金 3,247百万円 利益 ▲7,979百万円

昭和45年に宮城県塩釜市で設立された酒小売販売業が前身、宮城県内を地盤とする地域密着型の経営であった。平成6年9月に株式を公開、同年11月にジャスコ㈱(現・イオン㈱)と資本業務提携を締結し積極的な事業戦略を推進する。現在、「やまや」は青森県から福岡県まで29都府県に341店舗を展開、ワインやウイスキーなど洋酒や食料雑貨が主な売れ筋商品である。

イオングループ傘下で堅実経営の優良会社だったが、平成25年9月に「東京2020オリンピック」の開催が決定した事や海外観光客の誘致など施策を背景に事業領域の拡大を図る。オリンピック開催の決定から僅か3カ月後に大手居酒屋チェーン経営のチムニー㈱の株式を公開買付で取得、翌年には㈱つぼ八も連結子会社化して外食事業に進出する。外食事業への進出は既存事業の酒類を中核とした卸販売事業との相乗効果もあり、店舗運営の小売部門も統合するなどグループ再編を実施した。経営計画を策定し中長期目標を“連結売上高2,000億円規模、店舗数合計は1,400店舗”としていた。実際、酒類小売卸販売の酒販事業と外食事業を最適化し、消費税の増税など外部要因はあったが業績は好調であった。

しかし・・・。

業績推移 売上高 経常利益 当期純利益
H28/3 169,371 6,580 2,362
29/3 167,334 5,248 1,752
30/3 168,960 7,500 3,393
  31/3 167,750 6,942 3,216
R2/3 168,168 4,227 205
3/3 150,003 1,438 ▲7,979(決算短期)
4/3(予) 152,000 5,000 2,900

 

単位;百万円

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