(株)やまねメディカル  (9月14日 配信)

上場廃止は不可避か?

コード 119 格付け D
本社所在地 東京都中央区八重洲2-7-16 業種 介護事業所の運営
代表者 山根 洋一 決算期 平成 30年3月期
従業員数 346名(連結 356名) 売上高 6,245百万円
資本金 100百万円 利益 ▲ 292百万円

設立は平成14年6月に創業者の山根洋一が広島市で㈲やまねメディカルを設立、介護事業では後発だが関連会社に医療法人医仁会があり事業ノウハウは確立されていた。直営のデイサービスセンターを東京目黒区に開設、以降は都内にそれぞれに事業会社を設立して多店舗化を推進する。その後、運営施設の拡大に伴い事業会社も増加していたが、効率化と経費削減を目的に吸収合併するなど再編する。デイサービス事業を柱にグループ力の強化を図り、設立から僅か5年で株式を公開するまでに成長していた。

平成25年6月からデイサービスセンターにサービス付き高齢者向け住宅(サ高住)を併設、総合ケアセンターへ施設の改変を開始する。より付加価値の高いサービスが可能な総合ケアセンターで増収とはなるものの、人件費負担など経費が嵩み採算性は悪化していた。採算悪化にも関わらず市場の需要拡大を見据えて施設を次々と開業、平成27年3月期以降は先行投資負担で営業赤字に陥った。

平成28年3月期に債務超過へ陥り、対策として同年6月に通所介護事業の一部を譲渡した。この事業譲渡はサ高住が併設されていないデイサービス施設59事業所を、日本みらいキャピタルが主導して新たに設立した事業継承会社へ44憶円で分割譲渡したものである。この効果もあり、平成29年3月期は債務超過から脱却、事業譲渡で連結従業員数は800名近い水準から半分以下の約350名へと激減していた。反面、大幅な赤字計上の要因は事業ノウハウが乏しいサ高住の開設コストと人件費など運営コストであり、実際に譲渡したデイサービス事業の売上高46億円で営業利益は約10憶円の黒字であった。当社は成長事業と判断して・・・

 

業績推移 売上高 経常利益 純利益
27/3 6,477 ▲ 1,290 ▲ 1,014
28/3 7,783 ▲ 743 ▲ 1,329
29/3 5,801 ▲ 611 2,533
30/3 6,245 ▲ 272 ▲ 292
31/3(予) 7,100 450 430

単位;百万円

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