(株)エヌ・ピー・シー (7月6日 配信)
再生可能エネルギー市場で生き残りを図るも?
コード | 053 |
格付け | DD |
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本社所在地 | 東京都台東区東上野1-7-15 | 業種 | 太陽光パネル装置製造 |
代表者 | 伊藤 雅文 | 決算期 | 平成 29年8月期 |
従業員数 | 163名) | 売上高 | 4,765百万円 |
資本金 | 2,812百万円 | 利益 | 282百万円 |
平成4年12月に真空包装機の製造販売を目的に設立、平成6年には技術応用で太陽電池製造用真空ラミネーターの国内販売を開始する。平成8年には輸出も開始してアメリカに現地法人を設立、太陽電池製造用セルテスターの開発など太陽電池製造機器へ経営資源を集中する。
平成23年3月に発生した東日本大震災で太陽光発電の市況が一転、再生可能エネルギー施策を追い風に太陽光パネルに関連する需要が広がった。当社の太陽電池製造装置は太陽光パネルを製造するモジュール工程の一貫製造ラインに特化、その為に結晶系シリコン太陽電池と薄膜系太陽電池などセル工程に左右されない安定性がある。また、モジュール工程のノウハウを活かして太陽光パネル解体も手掛け、検査御装置や検査サービスなど機器販売以外へと事業領域を拡大している。
再生可能エネルギー施策の変遷で市況は不透明となり、新規事業計画の頓挫など運営事業者の経営環境は冷え込んでいる。デベロッパーや建設業者など安易に新規参入した企業の経営破綻もあり、“市況拡大”から“施設維持”へと再生可能エネルギー事業の認識が移行している。事実、法令でシステムの点検や保守が義務付けられ、・・・
業績推移 | 売上高 | 経常利益 | 純利益 |
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26/8 | 15,696 | 443 | 124 |
27/8 | 9,349 | 422 | 561 |
28/8 | 3,996 | 81 | ▲ 122 |
29/8 | 4,765 | 408 | 282 |
30/8(予) | 5,961 | 291 | 272 |
単位;百万円