オンキョー(株) (6月13日 配信)
米ギブソン社の経営破綻で影響は必至か?
コード | 062 |
格付け | D |
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本社所在地 | 大阪府大阪市中央区北浜2-2-22 | 業種 | 音響機器の販売 |
代表者 | 大朏 宗徳 | 決算期 | 平成 30年3月期 |
従業員数 | 252名(連結 1,729名) | 売上高 | 51,533百万円 |
資本金 | 5,792百万円 | 利益 | 75百万円 |
音楽の楽しみ方が多様化、アナログ時代の名門企業も経営は行き詰まり再編が必至となっていた。
一時、東芝グループ入りするも業績回復には至らず資本関係は解消、平成20年にコンピュータメーカーのソーテックを買収しオーディオ性能で差別化したコンピュータを販売するなど事業は迷走。後手後手の経営戦略では市場変化に対応できず資金繰り悪化が露呈、自主再建以外の事業提携で生き残りを図るしか方策が無かった。
オーディオ市場でのマーケティング強化を目的に平成26年6月からパイオニアグループとの事業提携を模索、平成27年3月にはようやくパイオニアホームエレクトロニクス㈱が行っていたホームAV事業、電話機事業、ヘッドフォン事業を買収し完全子会社のオンキョー&パイオニア㈱が事業を継承するも業績に明るい兆しは無かった。
業績回復が遅れる中で平成24年1月に資本参加して第2位株主までなっていた経緯がある米ギブソン社との関係も、・・・
業績推移 | 売上高 | 経常利益 | 純利益 |
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27/3 | 35,563 | ▲ 3,483 | ▲ 4,060 |
28/3 | 64,392 | ▲ 2,241 | ▲ 1,126 |
29/3 | 55,882 | ▲ 458 | ▲ 752 |
30/3 | 51,533 | ▲ 1,947 | ▲ 3,426 |
31/3(予) | 52,000 | 1,200 | 1,000 |
単位;百万円