(株)東京機械製作所  (1月24日 配信)

東京オリンピック特需でも不安は消えず

コード 028
格付け DD
本社所在地 東京都港区芝5-26-24 業種 印刷製本等機械製造
代表者 木船 正彦 決算期 平成 29年2月期
従業員数 285名(連結 434名) 売上高 35,446百万円
資本金 8,341百万円 利益 ▲ 470百万円

明治21年8月に農具工場である内務省勧農局三田製作所の払い下げを受け、国内初の国産新聞輪転印刷機を世に送り出した東京機械製造が前身である。大正5年2月現商号で株式会社に改組し設立され業歴100年以上である。オフセット輪転機を主力製品とする総合印刷システムメーカーで、国内の新聞向け高速度輪転機では三菱重工子会社とシェア2分している。海外でも知名度が高く、その技術は国内外で高く評価されている。

デジタル化、新聞離れで印刷業界の設備投資の抑制が続き、特にリーマンショック後には従来10~15年であった印刷機更新サイクルが20年近くに長期化し事業環境は厳しくなっていた。実際、債務超過へ転落、従業員の早期退職や資産売却など様々なリストラを講じて生き残りを模索していた。

従来の主力工場であった玉川製造所、伊賀テクノセンターを閉鎖、26年2月より「かずさテクノセンター」へ生産機能が集中しスリム化を図っていた。平成25年4月に旧玉川製造所第1工場跡地、同年7月にTKS武蔵小杉ビルを売却し、土地信託とシンジゲートローンにより借り入れていた計150億円超を完済し無借金経営へと転じている。

事業の転機となったのはオリンピックの誘致であり、“2020東京オリンピック”が更新時期を過ぎても投資されていなかったオフセット輪転機への起爆剤となった。・・・

 

業績推移 売上高 経常利益 純利益
26/3 9,808 ▲ 2,997 12,872
27/3 8,088 ▲ 867 ▲ 121
28/3 8,753 ▲ 3,170 ▲ 5,105
29/3 13,135 444 350
30/3(計画) 14,570 460 280

単位;百万円

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